A. スプリッタは、1つの信号を2つの出力に分けるために使われます。
RF測定においてデバイスの入力段で入力する信号の基準値としてリファレンスとする信号と、デバイスに入力する信号に分けるために使われます。
ディバイダも同様に入力された信号を2つ出力に分けるために使われますが、スプリッタとは内部抵抗回路が異なります。
ディバイダは、どのポートからみても50オームなど特性インピーダンスを等しくすることができますが、スプリッタは入力側を2つの抵抗で出力段で分けるのみになります。
高周波で反射特性を抑える必要がある場合には各ポートの特性インピーダンスが同じディバイダを使う必要があります。
コンバイナーはディバイダを逆にしたもので2つの信号を1つの出力としてまとめる事が出来るものです。
ディバイダ同様に各ポートの特性インピーダンスは同一です。
主には無線機の受信特性のIM測定などで2つの信号を合成して入力するために使われます。
オリックス・レンテックではスプリッタ/ディバイダ/コンバイナーをレンタルでご提供しております。
詳しくはこちら(スプリッタ、ディバイダ、コンバイナーの検索結果ページ)よりご確認ください。